2021年11月のお知らせ

Nov 29

家庭学習 【総論④ やる気・目標設定】

教室長のおしらせ

 家庭学習をするにしても目標がなければ、継続することはなかなか難しいでしょう。
今まで習慣がなかった生徒であれば、まずは3日間続けてみるといったようなクリアできる目標を設定することが大切だと思います。
最初から続けられない・できない目標をかかげることよりも「クリアできる」目標を掲げることが継続できるポイントです。
 1科目あたりの学習時間も短く設定することも大切だと思います。1つのことが確実にできる力が備わってから、次の目標を設定していきましょう。
 習慣化できるようになってきたら、次は、勉強する意義なども考えて、将来の進路についての方向性なども目標設定していくと良いでしょう。保護者によっては、親の要望・要求とお子様のできる許容量が乖離していて、親は口やかましくなり、子供がやる気がなくなるサイクルが形成されます。これでは、家庭学習をする気は起きないでしょう。
 
 家庭学習をする場合、「やる気」が起きないことが多々あると思います。自分の興味の湧かないことに取り組もうとする場合には、良くあることだと思います。エンジンがかからない場合、ここも10分でもよいからとりかかってみるということが大切です。そして、その10分は「復習」をしてみることをお勧めします。
 一度、学習した範囲であれば、とりかかりやすさもありますし、勉強していない期間があるのであれば、学習した範囲までを一度おさらいすると、勉強に入っていきやすいと思います。

 まずは、「できる」範囲の行動からとってみましょう。

Nov 22

家庭学習【総論③ 家庭学習の計画について】

受験情報等

 家庭学習の計画の作成というのは、細部にわたって細かくきめてしまうと、計画通りに進まなくなったとき、「勉強のやる気」を落としてしまうことにつながります。そのため、大雑把な計画で良いと思います。ただし、期限はあるので、調子の良いときなどで調整してみると良いでしょう。
 
 1日あたり最低限の分量は、こなす計画は作っておくと良いと思います。

 計画通りに進まなくなった場合、今まで学習した範囲の復習をし直すことをお勧めします。やる気がでなくなった場合、新しく進めるよりも見直しの時間を作り、一度、学習状況を見直したうえで、計画を立て直すと良いと思います。

 私自身、かなり細かい計画を作り、実践してみましたが、外的要因、内的要因で計画通りに進まなくなった場合、途端にやる気がなくなってしまいました。それならば、最低限の分量を作り、調子の良いときは、上積みをする計画の方が、学習効果は上がります。

 しかしながら、定期試験・高校受験は、迫ってきます。常に逆算して、どの程度まで抑えておけばよいかをしっかりと把握して、
進捗を見直ししていきましょう。計画➡実行➡修正を繰り返しながら、期限までに準備をしっかりと整えましょう。


 次回は、やる気・目標設定について

Nov 15

不登校学習支援について

教室長のおしらせ

 先日、札幌市立柏中学校の校長先生とお話を致しました。現在、アイリス個別学院では、不登校生徒の学習支援の活動をしており、生徒の塾での学習についての報告と、今後の生徒の進路等についてお話をしてきました。

 不登校生徒の問題は、出席日数が少ないと、私立高校の受験は難しくなります。そのため、塾での学習をした場合に出席評価を認めてもらえるように相談をしてまいりました。学校には、こころの教室があります。こころの教室に通える生徒は、私自身、現在は学校に送っていってます。

 その点も校長先生・教頭先生もご理解いただいていたので、大変丁寧な対応をしていただきました。

 その結果として、午前中・午後において、塾にて指導を受けていただいた場合、出席認定を認めてもらえました。
勉強をしてみたいなと思う生徒がいましたら、お気軽にお問合せお願い致します。


Nov 15

家庭学習【総論② 家庭学習の環境】

受験情報等

 学習する前の環境は、大丈夫でしょうか。

 お子様の学習の「集中力」を欠いてしまう原因を考察すると・・・
 
① スマホの管理を子供任せにしない・・・保護者の協力が必要です!
 この誘惑に勝てるかということが、自分との戦いになるかと思います。大概の生徒は、負けてしまうと思うので、テスト期間中は、
ロックをかけたり、保護者に預けるということが必要になるかと思います。自己管理ができる生徒であれば、問題ないかと思いますが、私が見ている限りにおいては、できていないのが現状だと思います。
 部屋のなかの整理整頓は、できているでしょうか。勉強する前に、部屋が片付いていないから、テスト前に片づけをすることから始める生徒をよく見かけます。勉強をする前に、かたづいていないと気が散るものです。そのため、集中できないから、片づけることをしてしまうのです。普段からお部屋は、きれいにしておきましょう。

② 部屋の整理整頓を常にしておく・・・集中力を欠く原因となります。
  私の時代と異なり、現在、スマートフォン(スマホ)が最大の敵となるかと思います。
スマホ一つで、YouTube・Tiktocなどの動画サイト、インターネット検索、LINEなどのSNS、そしてGAMEまでできてしまう優れものです。
③ 精神的に不安なことがないかをそれとなく聞いてみる。
 生徒にとって、不安なことがあると、集中して学習に取り組めないと思います。学校の中のこと、ご家庭のことなど、それとなく聞いて
不安を取り除いてあげると良いと思います。

 次回は、家庭学習の計画について

Nov 08

家庭学習【総論① 家庭学習の目的】

受験情報等

 家庭学習では、どんな勉強を進めていけばよいのか。

【総論】

1⃣ 家庭学習の目的

① 「復習をして、身に付ける」ということ
 
 「家庭学習をしたこと」が重要ではなく、「家庭学習をしたことによって、解き方を覚える・言葉(用語)を覚える」といった身に付 けることです。

 家庭学習をしたことに満足をして、覚えるべきことを身に付けていない生徒が多いです。

② 「記憶のサイクル」を意識すること

 知識が定着するということは、何度も「復習」することが必要です。家庭学習をしっかりと「覚える」ということを意識をして、取り組んでいるのですが、結果がでないということは何が足りないのか。

 家庭学習をした範囲は、1度の勉強ですべてが記憶できるわけではない。

 次の日に、前日の範囲を見直してみましょう。そうすると、昨日の範囲を全て覚えていない、忘れてしまっていることに気づくと思います。そこで、大切なことは、「知識を忘れてしまっていること」に対して、自己チャックをしていくということが大切になります。

 では、理想的な学習は、
 
  ① 新しい単元に進む前に、知識の抜け落ちの確認を手短に確認するということ
 
   知識の抜け落ち具合が大きい場合は、新しい単元に進めないかもしれませんが、知識を繰り返し何度も復習・確認することで
  記憶が短期記憶から長期記憶へ、「忘れない知識」として定着していくことになります。

  ② 土曜日・日曜日を有効活用するということ
 
   土曜日・日曜日は、学校行事がありません。そのため、ここで「今まで学習してきたことを点検する日」として、活用します。
  具体的に何をするのかは、色々と工夫が必要です。
   (参考例)
   1 問題演習を通して、できる問題とできない問題を調べてみること。
   2 今まで、家庭学習をした範囲の教科書(基本書)を読み返してみること。
                                       など

 「記憶」というのは、何度も繰り返すことによって定着していくものです。運動も同様ですが、くり返し練習をすることで、より精度の高い技術を身に付けたり、試合で練習の効果を発揮することが出来たりすることがです。また、ゲームを例にとってみても同じステージで
失敗してもクリアできるように、何度も挑戦することによってできるようになるのです。

 次回は、家庭学習の環境について記載します。





 

Nov 01

11月に入りました。

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教室長のおしらせ

 あと、今年も残すは2か月余り。

 受験生は、だんだんと受験の日程が迫ってきました。一日一日を大切にして、計画的に勉強を進めていきましょう。