2019年5月のお知らせ

May 24

テスト対策!!

教室長のおしらせ

 定期テストが迫ってきていますね。皆さんは、計画的に勉強ができていますか。
 
 【テスト日程】
 札幌市立柏中学校   6月10日
 札幌市立中島中学校  6月17日・18日
 札幌市立伏見中学校  6月20日

 毎回、書いておりますが試験範囲が発表されてからテストの準備をするのは、遅いです。
普段から家庭学習ができている生徒であれば、問題なくできると思いますが、科目の偏りがあったり、
勉強していない科目がある場合は、勉強ができていないので、5科目~副教科を回すのは、困難になります。
 そのため、早め早めの試験準備が必要になります。

 生徒の学習意欲を啓発するために、5月26日・6月2・9・16日の日曜日13:30~教室を自習開放します。
国語・社会・理科などの普段の授業を受けていない科目のテスト対策を実施致します。
 
 中学生になると試験前の日曜日は、遊んでいる暇はありません。土曜日・日曜日の学校がお休みの日に、どんな形で過ごすのかによって、試験の明暗が分かれます。勉強していても常に、「忘れていないかどうか」の確認をすることがとても重要です。先に進むことも大切ですが、勉強した範囲の見直しも常にしながら、試験準備を進めていきましょう。

 

May 11

定期テストの勉強の仕方

教室長のおしらせ

 定期テストの勉強の仕方はどのようにすればよいのでしょうか?

① 知識を覚える  
② 問題文に応じた解答を作ることができる
③ 限られた時間に解答を作ることができる


                          という準備をしなければならないということです。

 定期テストの勉強時間はどのくらいする必要があるのでしょうか?

 どの科目もまんべんなく回すことを考えると、
 (平日)
  1教科20分で、5教科100分(1時間40分)
  1教科30分で 5教科150分(2時間半)
  1教科40分で 5教科200分(3時間20分) となります。
 (休日)
  1教科50分で、5教科250分(4時間10分)
  1教科60分で、5教科300分(5時間)

 部活動をしている生徒、塾に通っている生徒など色々と事情が個々で異なります。

 平日の勉強は、学校などもあるのでたくさん時間を確保できないと思います。塾で勉強している生徒は、塾で勉強した時間は、その科目の勉強した時間とみなして、他の科目の勉強をしましょう。
 
 「得意科目に時間をたくさんかけないようにしましょう。」どうしても好きな教科には、時間を長くかけたい気持ちがあると思いますが、大好きな教科は、一番最後にしたほうが良いでしょう。(勉強するときにエンジンをかけたい場合は、好きな科目から取り組むと良いかもしれませんが、決められた時間で勉強しましょう。)

 休日の時間の過ごし方(土曜日・日曜日)
  ① 平日できなかった内容の予備日として使う。
  ② 試験勉強をし始めた日(最初に勉強したところの単元)から、現在試験勉強の準備を終えたところを全て総復習する。

 試験範囲は繰返し勉強することで、「骨太」にしていく必要があります。

  試験勉強をしている生徒で、結果が出ない生徒の原因が、

 単元を1度勉強しただけで、「すべてを理解し、記憶している」と勘違いしていることにあります。

 覚えるべきことが即答できるくらいに、答えを引き出せるようになっていなければ、その単元の勉強が完了したとは言えません。
そのためには、定期的に今まで学習した単元を見直す必要があるのです。


 【①知識を覚える】INPUT学習

(1)教科書を読む
 前提知識は、授業を受けているでしょうから、ある程度はあると思いますが、一度整理をするために、基本書すなわち教科書を一読しましょう。この段階では、「覚える」のではなく、教科書を読むことを通して、バラバラになっている知識を整理しましょう。

(2)出題されている用語・問題を教科書に目印をつける。
 問題集・学校のワーク・定期テストの過去問などで、穴埋め・問われている用語を教科書に印をつけましょう。

(3)教科書を読み返す。
 教科書に印がついていると思うので、もう一度、印がついている部分の文章の前後を意識しながら、教科書を読み返す。
この時に、「覚えてやるぞ」と意識しながら、用語を覚えるようにしましょう。

 * 用語が出てくるたびに、10回発声して覚える。ノートに、書写する。赤シートで隠して、何度もその部分を見返す。

 ☆ 目標ページ(例4ページ、ワークの単元とか、Program1(1)など)

 【②問題文に応じた解答を作ることができる】OUTPUT学習

 (1)INPUT学習を一通り終えた後、問題集に取り掛かります。事前に、どの問題が出題されているかを確認する段階で、模範解答を見て、教科書に蛍光ペンでラインをつけたときに、眺めたかもしれませんが、本格的に解き始めるのは、このタイミングです。
 (2)どの教科もまんべんなく勉強するために、どの問題を解くかを設定しましょう。
 (3)問題を解くときのポイント

 <知識系の問題(知っているか・知らないか、覚えているか・覚えていないかの問題)> 漢字・単語・用語の問題など
  例えば、「豊臣秀吉が亡くなった後、東軍と西軍にわけて戦った、1600年の天下分け目の戦はなんですか。」と聞かれた場合に、
解答 関ヶ原の戦いと即答できれば、覚えているのでOKなのですが、自己診断をしなければなりません。

[自己診断]
 ① 知らない・・・INPUT学習の時に、抜け落ちている項目であるため、教科書にもう一度線を引き、土曜日・日曜日の総復習の時間時に、もう一度、教科書を読み返し、覚えなおしましょう。
 ② うろ覚え・・・即答ができないということは、まだ、完璧に覚えているとは言えません。もう一度、記憶しなおしましょう。

 <数学・理科の問題>
  数学・理科の文章問題で、問題と向かいあった場合(初見の問題)で3分程度考えても解法がわからない場合
 この場合は、すぐに解答をみて、解答を写しながら、解説を読んで理解できるのか、できないのかを判断しましょう。

 問題は、この時に「できないことで才能がないとは、思わないでください。」教室長は、数学の問題でこういう問題が出てくるたびに、
自分自身は「数学の才能がないんだ」と思いました。そうして、数学の勉強時間を減らして、好きな科目に時間をかけるようにしました。
これは、あまり良い勉強とは言えません。初見の問題は、解けなくても良いのです。手がかりは、色々な問題を解くことによって、見出すことはできるようになります。数学の問題は、ある意味パターンの問題もあるので、できない場合は、模範解答を写し、解説を読んで、解法を理解し、もう一度、同じ問題に挑戦したときに、できるようにしておくことで解決できるのです。

 しかし、解説を読んでも理解できない場合は、友達・先生・塾講師などに相談して、どうしてそうなるのかを理解する必要があります。

 「わからないことを放置しない。」「理解しても解けるまで繰返し問題を解く」
 
 ということが重要です。

 <国語・社会の記述問題>
 国語の場合は、教科書を何度も読んでいることが前提ですが、問われる問題もワークの出題が多いので、自力で一度問題を解いて、抜き出し部分が整合しているかどうかを確認しましょう。その後、模範解答の答えと見比べ、模範解答の答えとかけ離れている場合は、どの部分を抜き出してほしいのか、まとめなければならないのかを確認しましょう。
 そのあとで、模範解答を覚えていくと定期テストでは、良い点数が取れる可能性が高まります。
 類似問題は、塾の教材でも色々と解いて、問題の出題され方、答案のつくり方を経験していきましょう。

 社会の場合は、物事の背景を知らないと答えを導くことが困難となります。教科書読みは、その背景を知るきっかけとなりますし、問題集の問題・過去問で出題されている問題というのは、よく聞かれる問題が出題されます。正答できない問題は、問題文と模範解答を覚えてしまいましょう。

 <英語の問題>
 ①文法的ルールをINPUT学習で理解し、覚える
 ②英単語・熟語をINPUT学習で練習し、覚える。
         ↓
 ①②ができて、初めて問題集に取り組めます。
 問題集を解いていて、わからない単語・熟語は意味を調べて、すぐ覚えましょう。
 間違えた問題は、できるようになるまで解きなおす。その前に、どういうような間違いを自分がしやすいのかを確認しましょう。

 問題集は、あくまでも確認のためのツールです。できない問題は、自分自身の弱点を露呈してくれているのです。
問題集において、「できる問題」は、準備ができているという認識だけにとどめ、最重要課題は、「できない・解けない問題」と
どう向き合うかが問題集において、一番重要なことになります。まずは、学校のワークを中心に何度も問題に取り組み、補助教材として、塾の問題集を利用するのも良いかと思います。

 問題集は、各教科1冊あれば十分です。その問題集を繰返し解き、「できない・解けない問題」をなくし終えれば、他の教材を解いても良いと思いますが、あれもこれも問題集に手を付け、中途半端に終わらせるくらいであるのであれば、効率の良い勉強とは言えません。

 この問題集を1冊完璧にしようという問題集を用意し、繰返し(最低3回以上)解くように心がけましょう。

 友達から、「この問題集がいいよ」と勧められて、問題集コレクターにならないようにしてください。

 各教科中心となる問題集は、1冊あれば十分です。

 平日の勉強と土曜日・日曜日の休日の勉強と時間に対する工夫をして、勉強をしていきましょう!!

 
 【③ 限られた時間に解答を作ることができる】
 
 試験は、制限時間が決まっています。繰返し問題を解く中で、制限時間を設けてください。
「時間があればできたのに・・・」という生徒は、最後の詰めのところでその対策ができていないのです。試験は、きちんと準備をした生徒の中で、差をつけるために、制限時間の壁で、最後のふるいにかけて、生徒の成績の優劣を決めます。受験の場合は、合否を分ける要因にもなりますので、しっかりと制限時間内に解ける準備をして、試験に臨みましょう。

May 10

テスト対策をはじめよう!!

教室長のおしらせ

 ゴールデンウィークも終えると定期テスト1か月前になります。

 普段から家庭学習ができている生徒であれば、引き続き家庭学習をしていく中で十分テスト準備ができているのですが、部活動などに追われている生徒は、この時期から始めないと、INPUT学習(記憶する作業)とOUTPUT学習(問題演習)のバランスが悪くなります。

 用語を覚える作業は時間がかかるため、時間の余裕を持たないと精神的に追い詰められ、試験範囲を未消化のまま、テストに臨む結果となります。INPUTの比重が多くなると、問題演習がこなせなくなるため、OUTPUT(テスト問題に慣れる作業)学習が少なくなり、結果がでなくなる要因となります。

 新中学1年生の懸念されることは、小学生のペーパーテストみたいな感じで、準備をしないで臨むと手痛い結果を招きます。最初のテストは、比較的簡単な出題が多いのですが、きちんと準備をしないと点数は取れないため、しっかりと事前準備をしましょう。

 中学2・3年生は、前学年の試験範囲ではなかったところが今回の試験範囲になる可能性が極めて高いため、前学年の範囲もしっかりと勉強しましょう。

 どの教科もまんべんなく、勉強しましょう。国語の勉強が一番疎かになりがちです。理由は、簡単で「日本語」で書かれているから、何とかなるように思えるためです。しかしながら、学校のワーク・塾の問題集の答えを覚えて臨むくらい勉強をしなければ、80点以上は取れません。国語が一番勉強の比重が少なくなる傾向になりがちになるため、国語の勉強は、短い時間でも毎日続けるくらいに努力しましょう。

 試験1週間前には、すべての試験範囲が終わっていて、見直し学習ができるようになっているようにしましょう。

 単元を1回のみの勉強で、「勉強をした気分」になってはいけません。繰返し、何度も見直し(一度単元の勉強を覚えたとしても、次の日の確認、毎週日曜日が来るたびに思い出し学習をしましょう。あとは、直前期に自分自身同じ過ちを繰り返す問題を見直す。)をしましょう。